2014年08月13日

IE 11で変わるWebブラウズ環境 三



 その一方でWebGLのサポートに伴うGPU(Graphics Processing Unit)の利用も改善点の1つである。そもそもWebGLはWebブラウザー上で3Dグラフィックスを表示させるための規格だが、 Mozilla Fire fox 4やGoogle Chrome 7の時点でサポートしているため、遅い印象を持ってしまうはずだ。これは2011年5月に発覚したWebGLのセキュリティホールが大きく影響している。もちろん現在は修正されているものの、セキュリティホールの存在やWebGL自体の普及率を踏まえ、このタイミングで実装したのだろう(図140)。
IE 11で変わるWebブラウズ環境  三
 なお、WebGLコンテンツ実行時は事前にスキャンを行い、安全が確認されていない場合はソフトウェアベースのレンダラーを用いて同コンテンツを実行する。windows8.1 プロダクトキーそのため、WebGL側で今後セキュリティホールが発覚した場合も影響は最小限に抑えられるそうだ。あくまでもGPUを利用するのは安全を確認したWebGLコンテンツのみとなるため、Internet Explorer 11はWebGLに関して、安全性と利便性の両者を実現している。




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Posted by fastfree at 15:59 | Comments(0)
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